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サステナビリティ事務局は、先日、ドラマ撮影現場に開設された臨時託児所にて、子ども達に向けて、紙芝居の実演を行いました。
1月12日にスタートの日曜ドラマ「ホットスポット」では、子どもを持つスタッフ・出演者がより働きやすい環境を整えるために、撮影現場に臨時の託児所を開設する試みを行っています。
この日は、生田スタジオの控室の一室を、たくさんのおもちゃや風船などで明るく飾り付けて臨時の託児所にし、専門の資格を持つスタッフが、笑顔あふれるきめ細やかなケアをしていました。
キャスト・スタッフの子ども達4人に、「ゆきだるまのぼたん」「さぬたくろうす」「クリスマスのおおきなくつした」(全て童心社)の3作品を、サステナビリティ事務局員で絵本専門士の杉上佐智枝が演じてきました。目を輝かせて舞台を見つめる子、机の下という特等席から眺める子、それぞれの反応で楽しんでくれました。
撮影期間中は、ほぼ無休、長時間労働になってしまうことが多いというドラマの現場。働きたいのに辞めざるを得ないという子育てスタッフを減らしたいという小田玲奈プロデューサーは、臨時託児所をはじめ、撮影時間の効率化、短時間化など様々なトライをしています。
■映適を参考につくった撮影現場のルール
①一日の撮影時間を10時間に。(例:朝9時〜夜7時。休憩は昼休み1回だけ)
②週に撮休2日。その内の1日は美打ちやロケハンなどの公式行事を入れない完全撮休にする。
スタッフ全員がちゃんと食べてちゃんと休める現場を作る…まずはそれを実現させないと、「自分だけ早く帰って…いいよねママは」って言われちゃう。実際にそんなこと言う嫌なスタッフはいないんだけど、陰で言われている気がして、心苦しくて辞めてしまうスタッフをたくさん見て来ました。
臨時託児所は、健全な現場があってこそ出来ること。これが当たり前になるように、頑張ります。
利用されている方からは、「保育園が開いていない夜の時間や、週末の撮影もあるので、近くで見てもらえるのはとても安心感がある」という声も聞かれました。
日本テレビ・サステナビリティ事務局は、今後も、ドラマ班の働きやすい環境作りへの取組を、読み聞かせ等の子ども支援の活動を通してサポートしていきます。