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2024年11月11日
活動報告
指定障害者支援施設「中井やまゆり園」で紙芝居を実演しました

日本テレビは、サステナビリティ活動の一環として、指定障害者支援施設・神奈川県立中井やまゆり園を訪問し、紙芝居を実演しました。訪れたのは、日本テレビの元アナウンサーで、サステナビリティ事務局所属の杉上佐智枝です。絵本専門士であり、紙芝居文化の会会員としても活動していることから、今回ご縁を頂きました。
中井やまゆり園では、現在「県立中井やまゆり園当事者目線の支援アクションプラン~一人ひとりの人生を支援する~」に基づき、障がい当事者が街の中で当たり前に一緒に暮らせる地域共生社会を目指して、園内外での日中活動を充実させるなど様々な取り組みを進めています。
今回は3つの活動室で、それぞれ15人ほどに対して、紙芝居を3作品ずつ演じました。
事前に園長と相談し、反応がなくても、心では反応しているので、掛け合い型の話も演じてほしいという話があり、参加型の作品と物語を楽しむものをあわせた構成にしました。
重度の知的障がいのある方も多く、眼が見えなかったり、常に動いていたり、声を発していたり・・・在りようはさまざまですが、素晴らしい物語を楽しむ心の在り方は同じです。何一つ気にせずに、それぞれの楽しみ方をして頂きたい、少しでも、楽しみや寛ぎを感じて頂きたいと思って演じました。
明るく素敵な職員さんが、入所者さんファーストで寄り添い、すべての人に等しくある「人権」を追求している場所でした。これからも日本テレビは継続的に、共に楽しむ読み聞かせや紙芝居の訪問活動を続けていきます。