トップメッセージ

皆様には、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。

日本テレビグループは、「日テレ、開国! Gear up, go global」をスローガンに掲げた中期経営計画の2年目に入りました。私たち一人ひとりが紡ぎ出す様々なサービス、プロダクトを含めた「コンテンツ」を通じて、豊かな未来を創り出すグローバルコンテンツ企業への歩みを着実に進めています。おかげさまで2025年度の業績は、売上高・利益共に過去最高を記録いたしました。この強固な収益基盤を原動力に、さらなる成長への挑戦を加速させていきます。

グローバル展開においては、戦略的な投資が着実に実を結んでいます。日本テレビでは過去最大となる総額483億円を投じてKANAMELを完全子会社化し、世界へ通用する映画・ドラマ・音楽IPの創出、広告ビジネスの進化、海外展開の拡大をさらに力強く推進していきます。海外市場向けフォーマット開発を行うGYOKURO STUDIOは昨年度9本の新作を開発し、オランダ企業との共同開発が進行中です。さらに、自社開発のAIコンテンツ解析システム「AiDi」は今年、米国で開かれた世界最大級の放送機器展で、優れた革新的な製品に贈られる最高峰のアワードを受賞しNBAの試合中継で採用されるなど、海外で極めて高い評価をいただきました。

文化・芸術の発展と収益強化の両立も進んでいます。国内外で多くの人々を魅了するスタジオジブリは、世界各地で「魔女の宅急便」など新たに3作品をIMAX・4K版で上映するほか、韓国でジブリの世界観を体験できる大規模な展示会を開催します。国内では累計動員数200万人を突破した「金曜ロードショーとジブリ展」が今年も続きます。9月開幕の「ルーヴル美術館展」にはレオナルド・ダ・ヴィンチの最高傑作「美しきフェロニエール」が初めて来日することになりました。

メディアグループとしては信頼性が何より問われています。報道では24年ぶりとなる新番組「news LOG」が始まりました。丹念に取材して真相に迫ろうとする記者の軌跡を描くことで新たな報道の形に挑戦します。「ガバナンス」の推進も努めています。誰もが安心してクリエイティブな力を発揮できるよう、グループ社員全員の行動指針として「日テレプリンシプル」を定めました。

当社グループは中期経営計画を着実に遂行すると共に、持続的な企業価値の向上のために資本政策を進め、さらなる株主還元の充実に努めていきます。

今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

2026年6月

日本テレビホールディングス株式会社

  • 代表取締役取締役会議長

    山口 寿一

  • 代表取締役会長執行役員

    杉山 美邦

  • 代表取締役社長執行役員

    福田 博之